自社内での真空ワークテストによる解決事例
部品の水切り(水滴とばし)にエアーブロー装置を使用していたが、窪みや切削によって形成されたタップ穴に溜まった水を、充分に水分乾燥できていなかった。真空装置の導入を検討していたが、効果がはっきりとわからない上に、部品は社外秘であったため、自社内で導入効果を図れる装置を探していた。そこで、佐藤真空のワークテスト用装置をレンタルし、自社内で実験することとなった。

※乾燥物の形状及び乾燥温度により乾燥時間等が異なります
ワークテスト用真空装置(オーロラ)を用いて自社内で実験したところ、水分乾燥に効果的であることが判明。従来の熱風乾燥では付着液を完全に除去することができなかったが、真空乾燥を用いることで、付着液のほぼ100%を15分で除去することができた。

実際に真空装置を導入し、従来エアーブロー装置で行っていた工程の不具合を大幅に改善することができた。


